IT化が世界一進んだエストニア

出典scanrail

エストニアはバルト海とフィンランド湾に接する北欧の国です。1,500 以上の島々からなり、その多様な地形には、岩場の多いビーチ、原生林、多くの湖などがあります。旧ソビエト連邦の一部で、城、教会、丘の上の要塞などが点在しています。首都タリンは、保存状態のよい旧市街や美術館の他、展望台がある 314 m のタリンテレビ塔で知られています。

エストニア政府が非エストニア在住者向けの「e-resident」を2014年12月1日からスタートさせました。

エストニアは「e-estonia」というプロジェクト名で世界最先端の電子社会を作ろうとしています。既にエストニアでは、住民カードがあれば会社をインターネットだけで設立したり、銀行手続き、選挙、納税などが可能です。

国全体がスマートなインターネット社会を作ろうをしているため、ICチップが埋め込まれているIDカード一つで銀行の振込だろうが選挙の投票ができます。日本だと銀行ごとに独自の認証カードが発行されるため紛失したりしてしまいがちですが、エストニアはどんな手続もでIDカードがあればOKです。

ただ「e-estonia」には欠点があり、エストニアのIDカードは持っていれば超便利なのですが、今まではエストニア人または滞在許可を貰えている外国人しかIDカードが持てず、IDカードを持つことのできない外国人は全く「e-estonia」の恩恵を受けることができませんでした。

今回、エストニアが始めた「e-resident」は、非エストニア在住の外国人にもIDカードを配布するよ!というサービスで、2025年には1,000万人が保有することをエストニア政府は目標にしています。エストニアの人口が130万人ですから、その約8倍です。 このカードがあれば海外からでも銀行振込や税金を納めることが可能となり、エストニアにいなくてもエストニアにある会社を運営することができます。

また非在住者カードを発行すれば外国人であってもインターネット手続きのみでエストニアに会社を作ることが可能です。私的にはこれが一番凄いところだと思います。こんなに会社が誰でも簡単に作れる国は他にはおそらくありません。

非在住者カードはエストニアの最寄りの警察署で発行が可能です。必要なものは、パスポート、申込用紙、指紋認証、50ユーロ、証明写真だけで約2週間で発行が可能です。写真撮影はエストニアの警察署でできますのでパスポートと50ユーロさえ持っていけば誰でも発行できます。もちろん観光ビザで入国していても全く問題ありません。

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